与保呂川で見られる舞鶴のホタル
梅雨時期になると湿気で鬱陶しい日々が続くことになりますが、その中でも一服の清涼感を味合わせてくれるのがホタルの存在。
舞鶴は京都府でも比較的田舎エリアということもあって、綺麗な川であればホタルの群れを見ることができるため、ご存知の方はシーズンになると様々なスポットに足を運ぶということもあるのではないでしょうか。
その中でも特にホタルが多いエリアでもある与保呂川。そう、桜並木でおなじみの与保呂川でも5月末〜6月中旬にかけては川沿いにたくさんの蛍がやってくるのです。
記事的には少しばかりシーズンより早いですが、今のうちに与保呂川のホタルのことをちょっとだけ知ってみませんか?
この記事の目次
与保呂川はどこにある?
与保呂川は東舞鶴、舞鶴球場に近いところに位置します。
桜並木でもお馴染みのスポットですね。
ただ、今回は夜間になること、歩道が広いわけでもないことや、観測エリアが限られているため、最大限注意を払いましょう。
車で来訪する場合も、停車位置は迷惑にならないように気をつけてください。
与保呂川ではどんなホタルが見られる?
与保呂川で見られるホタルはゲンジボタルやヘイケボタルとのこと。緑に光るやつですね。
シーズンになると、カメラを持って撮影に臨んでいる人を多く見かけます(筆者もその中の一人)。
長時間露光が基本なので、一眼カメラで5分くらい放置しなければならず、三脚は必須です。
お勧めのスポットは?
与保呂小学校正面〜道沿いさらに奥にある水源地より手前にある日尾池姫神社(ひおいけひめじんじゃ)で観測されることが多いです。
一本道なので迷うことはありませんが、安全には充分注意が必要です。
また、シーズンになると、少しばかり交通量が増えること、路肩に停車する車が多くなることや、子連れの方も多くなるので、スピードは出さないよう心がけましょう。
もう一つは、与保呂小学校より手前、東舞鶴I.Cに繋がる橋の上も観測スポットになります。
が、ここは交通量の多い場所であること、車を停める場所がないため、基本は近所の方が徒歩か自転車で訪れる場所でもあるので、スポットとしては特に多くのホタルが見られる場所ではありますが特に注意が必要です。
車で訪れる場合は与保呂小学校付近の方が安全です。
どちらも、日中の明るい時に一度事前に場所チェックをしておきましょう。
ホタル鑑賞のポイント
ホタルを鑑賞する際、できるだけ守って欲しいことがあります。
安全に注意を払うこと
ホタルが見られるのは19時〜21時くらいの間です。21時を超えると少しずつ数が減ってきます(体験談として)。
夜中まで粘ってもあまり意味がないこと、市街地エリアでない分、相応に外灯の数も限られており、かなり暗いので川に降りるような危険なことはしないこと。また、できれば3人以上で行きましょう。
ハザードランプは焚かないこと
昔はハザードランプのチカチカでホタルが寄ってくると言われていましたが、効果はともかく、確実にホタルに対して悪影響を及ぼします。
近年のホタルの減少の原因の一つとしてもハザードランプが挙げられるほどですので、静かに優しい光を見守りましょう。
マナーは守ること
シーズン中は鑑賞に訪れる人が多くなりますが、駐車場はないことや、あくまで道沿いの河川であり、公園ではないので、停車位置の配慮はもちろん、他の鑑賞者の邪魔はしない、交通の妨げになるようなことはしないよう、マナーは守りましょう。
いない時は潔く諦めること
生き物のことですので、必ずしもシーズン中に訪れれば見られるということはありません。
乾燥した日や雨天などでは見られないですし、湿気の多い日だからといって大量に見られるかと言われればそういうわけでもなく、かなり運に左右されるところもあります。
上記のお勧めスポットで見られない場合は、この日はもういないと思って早々に切り上げ、次回に期待しましょう。
見たいけど↑で注意事項多すぎるよ! という場合
この記事に掲載しているホタル写真は筆者が与保呂川で撮影したものですので、これを見て溜飲を下げてもらえると幸いです!
2022年6月10日追記:今年のホタル、撮りました
2022年6月現在の写真。例年になく今年は多くのホタルが出てていました。
多くの人が見にきていました。20時〜 小一時間程度がピークのようです。
追記:2023年版あります。