即売り切れ御免!「幻のおはぎ」とも名高いおはぎ屋さん「みずしま」
「おはぎ」と聞くと、どんなイメージがあるでしょうか?
昔ながらの庶民的な和菓子、お彼岸の時期によく食べるもの、あんこの種類によっては時として論争が起こるもの など色々ありますが、間違いなく日本人にとっての定番のお菓子の一つとも言えるでしょう。
ちなみにですが、おはぎと一緒によく出てくる名前として挙がるのが「ぼたもち」ですが、違いは特になく春のお彼岸は「ぼたもち(牡丹餅)」、秋のお彼岸は「おはぎ(萩由来?)」と呼んでいたそうです(諸説あり、地域によって明確な違いがある場合もあり)。
そんなおはぎですが、舞鶴には「幻のおはぎ」と言われるほど人気のあるおはぎ屋さんがあることをご存じでしょうか?
前日に予約しておかないとすぐに売り切れてしまうことも多く、時間早めに狙って買いに行かないとなかなか食べられないと評判のおはぎ。
今回は、そんなおはぎ屋さん「みずしま」さんに行ってきました。
この記事の目次
おはぎ屋さん みずしまはどこにある?
おはぎ屋さん みずしまは、東舞鶴の北浜町、与保呂川に面したところにあります。
フルーツスタンド ナゴミさんのすぐ近くです。
いわゆる「お店」という感じの建物ではないので分かりづらいかもしれないですが、道沿いにノボリが見えますので場所は一目瞭然。
お店の入り口は右側になります。
朝10時頃にお伺いしたのですが、もう残りはこれだけになってしまっていました。午前中に完売することも多いとのこと。
古き良き時代からある、昔ながらの個人商店! という感じの店内の様子。懐かしさが込み上げます。
さりげなく綺麗な絵が展示されていたり、新聞の切り抜きがあったり。
マイコー! マイコーじゃないか! こんなところにいたのか!(真ん中のイラスト)
おはぎ屋さん みずしまの「幻のおはぎ」
お店の方が実際にそう名乗っているわけではないですが、みずしまのおはぎは、いつも開店早々に売り切れ、予約でないとなかなか購入できないということも相まって、いつの間にか「知る人ぞ知るおはぎ」とも言われるようになり、いつしか一部では「幻のおはぎ」とまで言われるようになりました。
おはぎの見た目自体は至ってシンプルな、よく見るいつものおはぎです。飾らないスタイル。
あんこのおはぎはつぶあんですが、こしあん派の方でも「みずしまのおはぎはつぶあんでも行ける」と言われるくらいですので、どちら派というのは瑣末な問題と言えるでしょう。
この日、masakiはあんこのおはぎときな粉のおはぎをそれぞれ4つずつ買って帰りました。
お家に帰って早速実食。
まず最初に感じたのは、あんこもきな粉もどちらもあっさりとした感じ。有名店のお店といえば「味が濃いめ」という印象を持ちがちなのですが、これがまたあっさりとした感じがします。
…にもかかわらず、ものすごく甘さを感じる。あれ? あんこもきな粉もそこまで濃い味じゃないやんな…? って思うのですが、口の中はびっくりするくらいすっきりとした確かな甘さが感じられます。
おはぎ本体(?)の方の餅米の味がしっかりとしてるからというのもあるでしょうが、それぞれがそれぞれの邪魔をせず個性を出しているので、お互いの味は控えめでも合わさったらすごいことになってる という感じ。そして後味が残らないので何個でも食べられてしまいます。今回は自分の家族分で一人2個だったのでちょっと残念。後で隠れて追加購入しよう…と心に誓うのでした。
開店早々に売り切れの可能性大。確実に買うなら予約必須
おはぎ屋さん みずしまのおはぎはファンも非常に多く、立地的に分かりづらい場所にもかかわらず、特に休日は開店して午前中の間に売り切れてしまうことも多い人気店です。
是非このおはぎを食べてみたい! という方は前日までに電話予約をしておくことをお勧めします(電話番号は下記インフォメーションに掲載)。
見た目はどこででも見かけるようなオーソドックスなおはぎですが、本当に「何個でも食べれてしまう」絶妙なお味となっていますので、まだ未体験の人は是非食べてみてほしいと思います。