大将の拘りが光る”一斉スタート”のコース料理『京都舞鶴ARIYOSHI』
まちあそびチーム『しろう塾』のがのです🌱
今回はお店の紹介と併せて嬉しいお知らせです!
な、なんと…
舞鶴なびの記事数が100を突破&インスタグラムのフォロワーさんが1500人を突破しました!
これを記念しまして、今回は舞鶴なび編集部のご褒美会ということで…
東舞鶴にある『ARIYOSHI』にお邪魔してきました!
この記事の目次
京都舞鶴ARIYOSHIはどこにある?
東市街地のJR東舞鶴駅の近くにあります💡
『ウィズビル』という複合店舗の2階、階段を登って左側。
シックでシンプルな店構え、ライトアップされた看板が目印💡
看板を近くで見てみると、力強い筆使いで書かれた『AROYOSHI』の文字が目を惹きます。
その下には赤い朱印のデザイン。大将の名前が書かれたお店の拘りが光る素敵な看板です✨
今日は舞鶴なび編集3人でお邪魔させていただきました!
お店の中に入ると横並びのカウンターに3席ご用意が。
恒例のお手元チェック!
木を切り出した丸いお盆とお箸、箸置き、そしてコースター。
シンプルの中に上品さを感じるセットです✨
爪楊枝ケースもお洒落だ…!
こちらはメニュー。
お店のオススメの品々が丁寧な解説と共に綴られています💡
今日のお料理に合わせて気になるドリンクを色々と頼みたくなってしまいますね…
迷った時は女将さんにオススメを聞いちゃいましょう!
お店を見渡すと取り揃えられたお酒たちが目に入ります。
洗練さを感じるレイアウト!ボトルデザインも多種多様で、見た目からお酒を選ぶのもアリかもしれません。
壁にかけられた花瓶が照明に照らされてかなりエモい…!
日本全国の逸品が揃うその日だけの”おすすめコース”
『京都舞鶴ARIYOSHI』の特筆すべきポイントのひとつはお料理が全て”一斉スタート”であることです。
その日の予約を1番初めにされたお客さんがご希望されたコースと時間でお料理の提供が一斉にスタートします。
さらに、その季節その日によってお料理の内容も変わります。まさに一期一会なコース料理✨
その日、その場にいるお客さんが、同時に同じお料理を口にする。
そんな一風変わった珍しいスタイルで楽しむコース料理。
これだけでちょっと非日常で特別感がありますね✨
まずは女将さんがお冷を用意してくれます。
ガラスのキャンドルがより粋な雰囲気を醸し出します。
女将さんのお召し物がとっても素敵なのでそこにも目がいってしまう編集部一行…
お着物がね、本当によくお似合いで素敵なんです…✨
大将の背中に光るお店の屋号がカッコ良い…!
コース料理スタート!
お料理は大将の手で今日その場にいるお客さんの人数分だけひとつひとつ丁寧に調理され提供されます。
お料理の工程全てを目の前で味わえるのも臨場感があって忘れられない光景になります✨
🍴鱧と松茸のお椀
まずはお汁物から。ふわふわの鱧の身と優しい出汁の味🐟
上に乗っているのは幸せの国・ブータン産の松茸!
幸せが詰まった濃厚な香りを楽しんじゃいましょう✨
🍴18ヶ月熟成生ハム
冒頭のメニューで紹介されていた生ハムです🍖
こちらの生ハムを奥にある赤色のイタリア・ベルケル社製のスライサーで、薄くスライス。
こうすることで口に運んだときに体温で生ハムが溶けて熟成された風味が口いっぱいに広がります。
何枚でも食べたくなってしまう美味しさです…原木が欲しい✨
生ハムを単体で頂いた後はご飯にくるっと巻いて頂きます!
ご飯✖️生ハムってあんまりしない組み合わせですよね…?
これ、めっちゃ合います。びっくりしちゃった。
🍴鯛のお刺身
新鮮な鯛のお刺身。やはり舞鶴といえば海鮮は外せないところ!
添えてあるのは宮崎県特産の平兵衛酢(へべす)🍊
かぼすやすだちの仲間で品のある香りが特徴的✨
このへべすや特製の泡醤油、塩でシンプルに頂きました。
🍴蒸しアワビ
贅沢な厚切りの蒸しアワビを肝醤油を付けて頂きます。
肝醤油の独特の風味がアワビの味を引き立てます✨
アワビを食べ終わった後の残った肝醤油にご飯を入れてリゾット風に。
和風リゾットという感じでシンプルながらも絶品!
🍴〆鯖棒寿司
肉厚の〆鯖棒寿司。海苔も日本産の最高級品が使われています!
そしてなんといっても…お寿司は”手渡し”のご提供✨
なんでも、時間が経つと海苔が湿気て風味が落ちてしまうからすぐ食べて頂きたい思いでとのことで💡
大将から直々に受け取る時についドキドキしちゃいます…😳
🍴雲丹寿司
北海道産の雲丹をふんだんに使ったお寿司。
実は私…雲丹が苦手だったんです。独特の苦味とか、強い磯の匂いがちょっと…
食べられないなぁと、思ってました。この日まで。
正直口にするまでは苦手意識で大丈夫かなぁと思っていたんですが、勇気を出してパクリ。
うま〜〜〜!?が第一印象。全く臭みなし、程よい塩味、雲丹の旨み。
雲丹がこんな美味しいとは思っていなかったので本当にびっくりで…✨
美味しさに驚いていると隣の友人が一言。
「本当に良いところの雲丹やからこそ美味しいんやで。」
うーん、なるほど。今まで食べていたものが良くなかったのか…
何やら保存に使うミョウバンを使っていないから苦味もなく、雲丹本来の味が楽しめるとか。
勉強になります…良いものは美味い。食わず嫌いではダメですね…
🍴万願寺甘とうの天ぷら
生まれてからずっと舞鶴に暮らす私ですら見たことのない特大サイズの万願寺甘とうを1本丸ごと天ぷらに!
人の顔ほどもある本当に大きな万願寺甘とう。まさに”プレミアム”。
揚げたてをそのまま頂きました。旨み、風味が際立つだけでなく、瑞々しさがお口の中で広がります✨
🍴黄金いくらの蒸し寿司
”黄金いくら”ってご存知ですか…?
私もこの日初めて聞いた食材。渓流に住む淡水魚・イワナの卵です!
年に1度しか採れないとも言われる貴重な逸品。
プチッとした特徴的な歯応え。他のお魚や薬味と一緒に頂きました。
🍴帆立とイクラのポン酢がけ
分厚い帆立と大粒のいくら。この帆立が本当に甘くて…ジューシー。
いくらも私の大好物でして。1粒も残すことなくしっかり平らげました✨
そして帆立とレモンって合うんですね…お洒落だ…!
🍴自家製ローストビーフ
じっくり火を通した自家製のローストビーフ、柔らかく旨みが深い。
透き通ったソースがよく合います…美味しすぎる…!
🍴鱧ご飯
ふわふわの鱧と薬味がふんだんに入った土鍋ご飯!
大将が炊き立ての土鍋を持って中身を見せてくれます。湯気と香りが堪らん…✨
暖かいお茶とお漬物と…よそっていただいた鱧ご飯。
ホッとするお味です。それぞれの旨みを噛み締めながら頂きました。
なんとこちらの土鍋ご飯は無くなるまでおかわりできちゃいます!
先ほどはそのままご飯としていただいたので、お次は出汁漬けで。
どちらも違った美味しさで交互に食べたくなります✨
🍴黒豆のパンナコッタ(きなこがけ)
今回のコースの最後のメニューです!
甘さ控えめで素材の風味をしっかり出したシンプルなパンナコッタ✨
黒豆ときなこの香りで〆!
お料理に合わせる粋な飲み物
コースにはもちろんお好きなドリンクを…
ということで、今回ご用意いただいたメニューをご紹介!
🫖中国工芸茶
生粋のお茶好きである私、ここぞとばかりにお茶をお願いしました🍵
知る人ぞ知る中国工芸茶。茶葉に粋なギミックが仕掛けられている素敵なお茶です。
茶葉をお湯につけてから時間が経つと…
なんとお花が出現!”工芸”と名がつくのはこの様子から。
ひとつひとつ手作業で作られる美しい工芸茶。
まさに『見て楽しめるお茶の芸術品』✨
🍸アルケミエ ジン 犬啼
岐阜県郡上八幡にある『アルケミエ 辰巳蒸溜所』のジン✨
”アルケミエ”はラテン語で”錬金術師たち”という意味。
蒸留所をなんとお一人で切り盛りされているとか…😳💡
ボトルが化学薬品のボトルを彷彿とさせるデザインで確かに錬金術師っぽい。
ベースは粕取焼酎とちこり焼酎、森林を思わせるような爽やかな味わいです!
🍶鍋島・田酒・飛露喜 飲み比べセット
お酒好きには堪らない飲み比べセット!
この日オススメのお酒三種を素敵なガラスの酒杯にいれていただきます。
その他にも…ビール、ワイン、ノンアルコールドリンク等々…
選りすぐりの飲み物が取り揃えられています!
本当に種類豊富でお酒が飲める方も飲めない方も楽しめる嬉しい取り揃え✨
ぜひお料理に合う一杯を、そしてお気に入りの一杯を見つけてくださいね!
舞鶴なびをお祝いしていただきました!
冒頭でも書きましたが…
今回は舞鶴なびのご褒美会!
記念すべき記事数100突破&フォロワーさん1500人突破✨
なんとお祝いしていただきました!
う、嬉しすぎる…!
こちら、女将の手作り抹茶シフォンケーキです✨
ポップや星で飾り付けていただいて、もう、感無量…🙏
頑張ってきて良かったー!!!
こちらはこんな感じでお持ち帰り仕様に包んでいただきました✨
銀の”ARIYOSHI”の文字がかっこいい…
中のパッケージングも素敵!
舞鶴抹茶を贅沢に使ったシフォンケーキ。
いうまでもなく大変美味しくいただきました…!
実は記念日なんですよ!という方はお店を予約される際に相談してみてください✨
素敵なサプライズが待っています…♡
まとめ
大将選りすぐりの食材をふんだんに使った贅沢なコース🍴
大将と女将のお二人で一心に提供されるお料理の数々に圧巻すること間違いなし!
実は大将は…飛騨高山のある高級旅館で長年料理長として腕を振るわれてきた経歴の持ち主。
地元・舞鶴でこうして粋なお料理を振舞われている素敵な方です。
特別感のある”一斉スタート”のお店『ARIYOSHI』
ここで過ごす時間は忘れられないひとときになりますし、食材やお料理に対する価値観が変わるかもしれません。
実はお店をオープンされた頃に一度お邪魔したことがありました。
その時の記憶が未だ鮮明に残っているほど思い出深いお店のひとつ。
そして、今年なんと10周年を迎えられた『ARIYOSHI』
行ってみたいけどなんか緊張しちゃうな…
どんな心持ちで行けばいいかな…
そんなシャイな方は2つだけ意識してみるのはいかがでしょうか…?✨
- お店に行く時に気分を上げるためにいつもよりちょっとだけお洒落してみる!
- 「美味しい料理を堪能するぞー!」という気持ちを持っていく!
日々のご褒美に、大切な記念日に…思い切ってお気軽に行ってみるのも全然アリ!
色んなシーンでぜひ訪れていただきたいお店です✨