知ってるようで知らない?絶景の写真スポット「五老ヶ岳」の魅力
五老スカイタワーと言えば、五老ヶ岳にある舞鶴のシンボルの一つとしても有名です。なんなら、舞鶴にお住まいでなくとも「近畿百景のひとつ」としての認知度は高く、毎年数多くの観光客が訪れる場所でもあるため、地元の方はもちろん、近隣に住んでいる方でも「知らない」というのはほとんどないのではないでしょうか。
それくらい有名スポットなのに、タイトルの「知ってるようで知らない?」とはこれいかに。
この記事の目次
五老スカイタワーはどこにある?
五老スカイタワーは中舞鶴と西舞鶴を繋ぐ国道27号線沿いのトンネルすぐそこに入り口があります。
そこから車で5分程度登ったところで道が開け、タワーのある展望台エリアに入ることができます。
近畿百景の一つである絶景スポット
五老ヶ岳は標高301メートルの山となっており、登山コースがあることでも知られていますが、最も有名なのは頂上の公園から見える絶景写真ではないでしょうか。
筆者撮影。本当にこの写真は使い回しが利く…。
五老ヶ岳と言えばこの写真! というくらい有名で、展望台から最も見やすい景色であるのと同時に、舞鶴を象徴する写真の一つとも言えます。
このアングルが有名過ぎて、五老ヶ岳にきたらまずはこの写真! という方も多いような気がします。天候によって様々な顔を見せてくれますしね。
次に、舞鶴のランドマークの一つである五老スカイタワー。入館料(大人一人200円。子供1人100円)で入場できます。
タワーからはまた違った角度の絶景が見られます(窓の光が反射して写り込んでしまうのが難点…?)
あと、タワーにはInstagram投稿によくある、ハッシュタグなどが書かれた手持ちプレート? みたいなものがありますので、インスタ映え(表現が古いかもしれない)狙いの方はそちらも使ってみてください。
あまり知られてない五老ヶ岳とは
日中の五老ヶ岳写真は多くの方が撮影しているところと思われますが、ここからは知ってる人しか見られない五老ヶ岳になります。
明け方の五老ヶ岳
一つ目は、晩秋〜初春にかけての時期限定になりますが、夜明け前あたりになると五老ヶ岳頂上から雲海が見られるようになります。
この日は晴れ過ぎて雲海がちょっと薄かった…。
上記の写真でもまだ少ないくらいで、タイミングがいいと、もっと分厚い雲海を見ることができます。
市街地側にレンズを向けてみた写真。日中と全然違うのがわかるかと思います。
山側は結構深く雲海が見えましたが、小一時間ほどで薄れてしまいました。
惜しむらくは、陽が上る場所は展望エリアの真逆になります。裏手の山側。これはこれで綺麗です。
期間としては、大体11月中旬〜2月中旬くらいの夜明け前になりますので、興味のある方は撮影チャレンジしてみてください。
現地には結構な数の撮影待ちの人が場所取りでセッティングしてるので、本気で狙う場合は夜明けよりかなり早めに出発したほうがいいかもしれません。
真夜中の五老ヶ岳
もう一つは、もっとシーンが限定されますが、真夜中の五老ヶ岳です。
こちらは年中可能ではありますが、星がはっきりと見える日限定なので、意外と撮影できる日は少なかったりします(個人的には夏か冬のどちらかかなと)。
長時間露光とか比較明合成機能を使ったカメラなどでこねくり回した結果。
高い位置から15分くらいカメラを回し続けると星が回転しているかのように見えます。
ピンボケ気味なのが惜しい…!
赤い線は飛行機でしょうか? 流れ星っぽいものも写り込んでいます。
ここが同じ五老ヶ岳だと言っても信じてもらえないかも?
ちょっと特殊な撮影方法になるので、誰でもできるというものではありませんが、それでも空が透き通った日の五老ヶ岳というのもなかなか見ものです。
ただし、タワーなどの商業施設も全て営業終了時間であり、立ち入り禁止というわけではないようですが、相当暗いので興味のある方は必ず灯りになるものを所持すること。あと、少なくとも3人以上で行くことなど、最大限安全に注意を払ってください。
たまに同じように撮影している方がおられたり、アマチュア無線? のテスト? などをしている方もおられますので、邪魔をしないようにしましょう。
観光地としてお馴染みの五老ヶ岳とスカイタワーですが、ちょっと時間を変えただけで全く別の景色であるかのような姿を見せてくれます。
観光目的だとなかなかお目にかかれないものではありますが、興味のある方は時間帯や気候の関係上、十分な準備をした上でチャレンジしてみてください。