日本茶スイーツを存分に楽しめる和風カフェ「流々亭」
舞鶴から福井県に繋がる道の途中にある駅「松尾寺駅」。
無人駅であることや、周辺には特に主要となる施設などもないことから、特定の目的がない限りはほとんど使用することのないであろう駅ではありますが、その中に併設されている和風カフェ目当てに、実は密かな人気を集めていることはご存知でしょうか。
その名も日本茶専門店お茶の「流々亭(るるてい)」。
抹茶をはじめ、様々な日本茶を用いたお土産・スイーツ・カフェメニューが取り揃えられていることから、舞鶴土産としてはもちろん、おしゃれなカフェとしても人気があるお店です。
この記事の目次
流々亭はどこにある?
流々亭はJR小浜線「松尾寺駅」内の旧待合場所を店舗としています。
車・自転車・徒歩の場合は国道27号線を福井県方面に進む途中で松尾寺駅案内の標識を見つけることができますので、それに従いましょう。
他にもいくつかルートがありますが、細い道も多いので27号線ルートが一番わかりやすいかと思います。
もちろん電車も停まりますので電車からでも来店可能ですが、利用者の少ない駅と言うこともあり、ほとんどが車か自転車での来店となっているようです。
とは言え、やはり駅ですので、駐車場、駐輪場も完備しています。カフェ利用のみとしての駐車、駐輪も問題ありません。
古き良き時代を思わせるレトロな駅舎。
登録有形文化財だそうです。また、映画の撮影として使われることも。
恒例、入り口のボード。カフェメニューもあります。
流々亭はどんな店?
流々亭は日本茶の専門店です。そのことから、店内には実に様々な日本茶メニューやそれらを用いたスイーツ商品が並んでいます。
レトロな駅舎外観に似合う、レトロでありながらも落ち着いておしゃれな店内、そして色とりどりのお土産。
どれも可愛くて、何を買うべきか迷います。
なんとなく懐かしい席。ここで頂きます。
レジ前中央に鎮座するのは…クマ!?
流々亭のカフェメニュー
流々亭では、お土産の他に、店内での飲食スペースがあり、そこで日本茶を用いたドリンクメニューやケーキを楽しむことができます。
見辛くて申し訳ない…! 詳細は実際にお店で見てみてね!
ちなみにですが、カフェではありますがコーヒーは取り扱っておりません。せっかくですので日本茶メニューを存分に楽しみましょう。
と、言うわけで、今回頼んだのは日本茶サイダー。お茶は抹茶を選びました。他にも別の日本茶にすることもできます。
ドリンクによっては、さらにトッピングができるようになっており、なんと1トッピング55円という、そんな価格でいいの…!? という設定になっています。
ちなみに、上記のクマもトッピングメニューのひとつです。55円で通常のカップから変更できます。しかもこのクマ、持ち帰りOKです。
55円って本気ですか…?
筆者は今回、日本茶サイダーにホイップイチゴ、わらび餅、そしてクマをトッピングしました。比重の関係で抹茶が顔に集中しててシュールなのがまた良し。
モナカバージョン。
サイダーに抹茶とクリームって合うのか…? と思う方もおられると思いますが、なんと言っても筆者はサイダーにコーヒー入れても普通に飲む男。何一つ問題なく受け入れられます。
で、実際の味ですが、飲むときは浮いた抹茶をサイダーに溶かして飲むわけですが、すごく懐かしい味。そして夏! って感じ。
上手に説明できないですが、幼い頃好きだった味のように思えます。新しい味なんだけど、どこかで味わったことがあるような。とにかく、一度飲んでみて欲しいですね。
美味しいけど複雑で、語彙力試されるかも。
あと、途中からわらび餅がストロー通してスポっと入り込んでる食感が楽しい。
こだわりの日本茶を楽しみたい方、舞鶴土産に、おしゃれなカフェをお探しの方に
流々亭では、日本茶の様々な楽しみ方ができるお店として親しまれており、季節ごとのカフェメニューや期間限定メニューなども味わえるお店として注目を集めています。
メニューの数は非常に豊富で、見飽きることもなく、お店の方もとても親切ですので気持ちよくお買い物、飲食どちらも楽しめることでしょう。
場所的にはかなり僻地と言えば僻地ではありますが、交通アクセスは整っており、迷うこともないので、福井方面の往復の際、松尾寺参拝をしたい方、ただ美味しいものを食べたいだけという方、是非流々亭で楽しいひとときを。
流々亭から見た松尾寺駅内。ノスタルジック。